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2006.01.19 Thu
エイエンノユキ

雪の世界のなんと美しいことよ。

しりあがり寿が「方舟」で雨によって滅びゆく世界を、
なんとも切なく美しく愛くるしく描いたけれど、
雪が降り続いて滅びる世界というのも悪くない気がします。

しんしんと永遠に降り止まない雪。
不安を募らせ混乱する人々。
きっとあらゆるものが焼かれるでしょう。
暖をとるために家が焼かれ、街が破壊され、
いたるところに炎が上がり、白い風景の中にひときわ明るく輝くでしょう。
けれどその光もぽつりぽつりと消えてゆき、
やがて地は凍り、
水が失われ、
食べるものがなくなり、
わたしたちは寒さに震えながら雪を口にするのでしょう。
破壊の痕跡も遺体も血も骨もすべて白い雪に飲み込まれ、
母は口の中であたためた水を子に与えながら、
恋人たちは抱き合いあたためあいながら、
ヒトがゆっくりと冷たくかたくなるのを感じ、
世界の終わりをひっそりと迎えるのです。
そして、また、しんしんと永遠に雪が降り続け・・・・



ああ、なつかしや雪の風景。
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【アンナの日記】

ホロコーストの時代に生きたアンネ・フランクにこの日記は関係ないけれどいつか訪れたいアウシュビッツの風景を記録として記憶として鮮明に残せるよう日常を少しづつ撮影してみたり文章を書いてみたり

アンネさん少し力を貸してください




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