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2005.07.08 Fri
『胎児の世界』

『このように見てくると、人間のからだに見られるどんな“もの”にも、その日常生活に起こるどんな“こと”にも、すべてこうした過去の“ものごと”が、それぞれのまぼろしの姿で生きつづけていることが明らかとなる。そしてこれを、まさに、おのれの身をもって再現して見せてくれるのが、われらが胎児の世界ではなかろうか。』

WI'REのサカイヒロTさん(仮名)が、
H●LL稽古帰りの電車の中で、
ニコニコして読んでいたので、
読んでみました、『胎児の世界』。

『ドグラ・マグラ』大好きっ子ちゃんのわたしが、
面白くないはずもなく、
三木成夫というヒトの壮大な夢想が、
鮮やかな論理によって、
探求という勇気によって、
科学として次第にカタチをなしてゆく、
そのことに感動しました。

特に、
ホルマリン漬けの胎児の頭を切り落としてしまおうか、
悩みながらも実行するくだりは息を呑みました。
そして、
その切り離され顕わになった胎児の顔の、
発生段階ごとの精緻なスケッチは、
迫力に満ちており、不思議に満ちており、
本当に圧倒されました。

何を隠そうわたしは学生時代は遺伝子工学を専攻しており、
そしてなおかつ発生学を専門としており、
発生過程を研究する上で、
ウズラの卵を切開し、
遺伝子操作した幹細胞を注入して、
発生段階を研究し、
キメラウズラを誕生させるという、
そんなことをしておりましたよ、ああナツカシや。

イノチの不思議。ヒトの不思議。わたしという不思議。

わたしたちにプリントされている広大な地図。
まだまだヒトの力では理解できるものではありませんが、
情熱で勇気で読み解こうとするヒトの野蛮さを狂気を、
いとおしいと素直に思います。

『松岡正剛の千夜千冊』でも紹介されています、本書。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0217.html

あたしの最近のささやかな夢は、
インテリジェンスあふれるおじいちゃまから、
このよの森羅万象ありとあらゆるお話を聞きながら、
ゆっくりと眠りにつくということです。

波のリズムを、
宇宙のリズムを、
イノチのリズムを、
感じながら。

安らかに眠らせてください。
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【アンナの日記】

ホロコーストの時代に生きたアンネ・フランクにこの日記は関係ないけれどいつか訪れたいアウシュビッツの風景を記録として記憶として鮮明に残せるよう日常を少しづつ撮影してみたり文章を書いてみたり

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