2017-06

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2006.11.22 Wed
ダニエル オスト エキシビジョン イン 東寺

曇る京都で鮮やかに拮抗する植物と手。 ダニエルオストという人の、 類まれな手で植物に非常なる力がかけられている。 植物もまた非常なる力を生み、人の手の存在を圧する。 その力と力の衝突は、薄闇の静寂の中で発火し、 わたしの感覚に眩く揺れる何かを残す。 人の手によって生み出された、 自然を超えた自然のカタチ。 そのメタフィジカルな姿。 わたしの眼に映る倒錯の美。 空間を自覚し、時間を自覚し、生を自覚したヒトの手。 「花を生ける」という行為の本質が、語りえぬその意味が、 この開かれた空間に満ちている。 美は本来的に残酷で倒錯しているのだと、改めて思う。 太宰治は「秋は、ずるい悪魔だ。」と書いたが、 晩秋の京都で悩ましい匂いを放つダニエルオストの手と植物は、 「ずるい悪魔だ。」と言わしめるに相応しく、 もうひとつの秘められた世界をやすやすとわたしに覗かせてくれた。

20061122.jpg

画像は五重の塔。雲しか見えない空も、なかなかよいものです。
握手をしたダニエルオストの手も、雲のようにとらえどころない、ふわりとした印象でした。
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【アンナの日記】

ホロコーストの時代に生きたアンネ・フランクにこの日記は関係ないけれどいつか訪れたいアウシュビッツの風景を記録として記憶として鮮明に残せるよう日常を少しづつ撮影してみたり文章を書いてみたり

アンネさん少し力を貸してください




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