2017-08

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2006.08.22 Tue
越後妻有アートトリエンナーレ2006

遠く青い空の下の暑い夏の記録。



















































しかし、新日曜美術館でのクリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマン『最後の教室』の紹介はちょっとひどいのではないか?画面が明るすぎる。闇の濃度が違いすぎる。あれは、あんなものではなかった。わたしは徹底的に打ちのめされていた、あの時、あの廃校で。目を慣らさなければ何も見えない。講堂いっぱいにむせかえる藁の匂い。風は吹いているのだがぬるく、よけいにここが閉じられている空間であるように感じる。徐々に見えるぼんやりと光る青い粒。暗く赤く黄色い電球。じっとりと躰の芯に滲みこむ恐怖。見えない大量の何か。すでに失われてしまった大量の何か。それらが遺していったモノ。それらが遺していった記憶をたどる残された生者のわたし。わたしの皮膚を揺さぶる心臓の鼓動。鼓動にゆれる大きな影。大量の真っ黒な絵は、ずっと奥までわたし達を導く。そして最期には真っ白に光る大量の棺。恐怖。恐怖。恐怖。恐怖の底で、ぼんやりと思い出す。悲しみというものが、そもそも喪失に向けられたものであったことを。まばたきもできず、眼がからからに乾いている悲しみ。そんな作品だった。あんなに、胸ふたがれる、ものだったのに。

といって、ここに掲載している写真に、わたしが見た何かが写っているのだろうか?写っているといえるはずはない。これは全く別のものだ。けれど、写さずにはいられなかった、夏の記憶。
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【アンナの日記】

ホロコーストの時代に生きたアンネ・フランクにこの日記は関係ないけれどいつか訪れたいアウシュビッツの風景を記録として記憶として鮮明に残せるよう日常を少しづつ撮影してみたり文章を書いてみたり

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