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2005.05.03 Tue
21世紀の美術館

金沢21世紀美術館という、ちょっと胡散臭い・・・名前の、最近オープンした美術館に行ってきました。

『世界の美術館 未来への架け橋』展
『妹島和世+西沢立衛/SANAA』展
上の2つの特別展と、
常設の展示物なんかをプラリプラリと。

「金沢21世紀美術館」自体が、
SANAAによって設計された建築物なのですが、
大きなガラスのサークルに囲まれた空間に、
大小さまざまな形の真っ白なスペースを浮かべるように存在させ、
また内部にガラスで囲まれた光庭(外部)が点在するという、
光あふれる透明感に満ちた安らかな空間でした。 建築の面白いところは、なによりその「巨大さ」で、実際に体験することが一番です。ただ、今回のような建築に関する展覧会では、建造物の模型、デザインスケッチ、図面、写真が公開され、「ああ実際に見てみたい」と消化不良な気分で帰ることも多くあると思います。

その点、この展覧会は、SANAAの手がけた巨大な空間の内部で、SANAA作品を展示するという、とても贅沢なものでした。さらにSANAAの製作した模型全てはとても精緻で美しく、インスタレーションとしての魅力に満ちたものでした。

建築というのは、内と外を分かつ境界=SKINをいかに設置するのか、そして人工光・自然光をいかにコントロールするのかというところにあると思うのですが、SANAAによって生み出されたデザインにおいては、そのアプローチがとても丁寧で、象徴的なところまで昇華された「人の営みの清浄さ」がそこにありました。

模型の中にいる真っ白なヒトガタ、ペラペラで華奢なヒトガタ。けれど彼らは空間の中でとてもリラックスして生きています。真っ白なか細い木の下で本を読んでいるヒトガタ。別のヒトガタと親しげに語らうヒトガタ。神のような遠い目線で人の世の清浄を願うSANAAというヒトの祈りがここにありました。

作品のディテイルについても書きたいし、その他にもたくさん面白いところがあって、どこにフォーカスを当てていいか!、『世界の美術館』展も良かったし、常設のインスタレーションもものすごい良かったし、ああ、良かった良かったバンザーイなので、あとは書かずに、この思いを胸に、また来ます、胡散臭い名前だけど、「金沢21世紀美術館」に、そして世界のいろんなところにある美術館に行きます、そのためにも、それまでは生きようと思います。

金沢21世紀美術館
http://www.kanazawa21.jp/
SANAAの作品
http://www.com-et.com/colonne/002/sanaa/sakuhin.htm
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【アンナの日記】

ホロコーストの時代に生きたアンネ・フランクにこの日記は関係ないけれどいつか訪れたいアウシュビッツの風景を記録として記憶として鮮明に残せるよう日常を少しづつ撮影してみたり文章を書いてみたり

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